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テスラ社はビットコインに投資し、暗号通貨で車を販売する可能性がある

2月 9, 2021

Tesla Inc.(NASDAQ:TSLA)は月曜日、暗号通貨であるビットコインに15億ドルを投資した事を明らかにしました。電気自動車の代金としてのビットコインの受け入れを開始する予定です。

この動きは、証券取引委員会(SEC)へのテスラの年次10-Kファイリングのビジネスリスクセクションに含まれていました。 テスラのCEOであるElon Musk氏は、ミームベースの暗号通貨のドージコインへの熱狂を養う為に、不可解ですが支持的なメッセージをツイートしています。

テスラ社はSECのファイリングの中で、1月に投資方針を更新し、「十分な運用流動性を維持する為、必要とされない現金のリターンをさらに多様化、また最大化する為の柔軟性を提供します。」と記載しています。

これは投機として読む事ができます。 規制当局は、注意深く観察するかも知れません。

Musk氏は2018年に1株あたり420ドルでテスラを非公開にする事ができるとツイートした際、SECに違反しました。政府との和解で、Musk氏は会社の会長職を辞任する事に同意しました。彼とテスラ社は、それぞれ2000万ドルの罰金を科されました。

テスラ社のシェア価値は、4倍以上になりました。彼らは金曜日に852.23ドルで取引を終え、8月31日の5対1の株式分割の後、446ドルの株価のほぼ2倍になりました。テスラの評価額は7,730億ドルを超えています。これは、世界の主要な自動車メーカーの総合価値をも超えています。Musk氏は、世界で最も裕福な男性です。彼の純資産は約2,000億ドルです。

リスクの詳細

テスラ社の監査委員会によって承認された新しい投資方針は、「デジタル資産、金地金、金取引所取引ファンド、および将来指定されるその他の資産を含む、特定の代替準備資産」を対象としています。ここには、ビットコインへの15億ドルの投資が含まれています。

テスラ社は「デジタル資産を随時または長期的に購入、および保有する可能性があります」。そして自動車メーカーは、電気自動車の支払いでビットコインを直ぐに受け入れる事ができるようになる事を期待しています。これは、「適用法に従い、当初は限定的に行われ、我々が電気自動車受領時にビットコインで清算される場合とされない場合があります」。

テスラ社は、うまくいかない可能性のある予測不可能な事をリスト化しました。それらは、値段の変動、流行、長期的な採用、物理的形態の欠如、売買するテクノロジーへの依存、サイバー攻撃、会計上の問題などになります。

「最後に、証券法またはその他の規制がそのような資産に適用される、または将来適用される可能性がある範囲は不明確であり、将来変更される可能性があります。」とファイリングの中で述べています。「もし、我々がデジタル資産を保有しており、その価値が我々の購入値段に比べて下落した場合、当社の財政状態が損害を受ける可能性があります。」