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Paxfulユーザーは数週間で、ビットコイン150万ドル分をテザーに交換

9月 30, 2020

ビットコイン取引プラットフォームとしてスタートしたピアツーピア市場のPaxfulは、プラットフォームにテザー(Tether)のサポートが追加された後、ドルペッグのステーブルコイン活動として、熱狂的に取り入れられました。

PaxfulがDecryptへ共有したデータによると、9月9日にプラットフォームでドルペッグのステーブルコインであるテザーがリリースされて以来、Paxfulユーザーは、ビットコインで約150万ドル分をテザーに交換しました。

米国を拠点とするPaxful社は2015年に設立され、それ以来、世界の発展途上地域で人気のあるピアツーピアビットコインスワッププラットフォームになり、ユーザーはサービスを通じて繋がった他の個人からビットコインを売買できるようになりました。 2020年の最初の6か月で10億ドル以上のビットコインが取引されており、Paxfulは設立以来45億ドル以上の交換を促進してきました。

ピアツーピアプラットフォームは、ギフトカードから銀行送金まで、様々な形で価値を交換したいユーザーを繋ぎます。 これは、ビットコインと従来の法定通貨、又は法定通貨建ての資産との間で交換を検討しているユーザー向けのCoinbaseなどのサービスの代替手段です。テザーの利用が急速に増加している事は、Paxfulユーザーがビットコインと法定通貨との間のギャップを埋める方法をもっと望んでいる事を示しています。

テザーは、ステーブルコインとして知られるている、資産グループの最初の物であり、群を抜いて最大規模です。米ドルに固定されているステーブルコインは、多くの場合、暗号通貨ユーザーがビットコインの様な、より不安定な資産から価値を移動する方法を提供します。

Paxfulプラットフォームにテザー(Tether)を追加する事で、ステーブルコインに直ぐにアクセスできない可能性のあるユーザーがビットコインへの投資をヘッジできるようになり、ビットコインの値段が下落した際に、累積価値の安全な避難所として提供されます。 Paxfulの常連客は、既存のピアツーピア接続プラットフォームを利用して、テザーを米ドル又は同等の価値の法定通貨と交換する事も可能です。

Paxfulの利用者を考えると、これはとても重要です。 暗号通貨市場は、政府の規制や技術的インフラの欠如が原因で、取引所やその他の手段で暗号通貨を取引する事が難しいインドやアフリカなどの世界の一部で人気があります。2019年10月には、Paxfulユーザーの40%以上がアフリカから歓迎されました。