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暗号通貨取引所のKucoinはハッキングで盗まれた2億8000万ドル資金の内の84%分を回収

11月 13, 2020

Kucoinの最高経営責任者であるJohnny Lyu氏は水曜日に、9月に暗号通貨業界で最大のハッキング被害の1つであった、盗まれた2億8000万ドル分の84%、つまり2億3500万ドル分を取引所が回収した事を明らかにしました。

Lyu氏はツイートの中で、影響を受けた資金は「チェーン上の追跡、契約のアップグレード、司法の回復などのアプローチを通じて回収された」と述べました。「法執行機関の要請に応じて、事件が解決され次第、すべての詳細を公開します。」

Kucoinの共同創設者は、取引所が176トークンの取引を再開し、残りのトークンは11月22日までに再開されると発言しました。

ハッカーは、9月25日に取引所を略奪した際に、3000万ドル相当のビットコインを手に入れました。また、1億4700万ドル相当の複数のERC-20トークンと、8700万ドル分のステラトークンを略奪しました。

Bitfinexがハッキングの一環としてEOSで1300万ドル分のUSDTを凍結し、テザーがハッカーのイーサリアムアドレスで2000万ドル分のUSDTを凍結するのに、そう長く時間はかかりませんでした。数日以内に、複数のプラットフォームから様々な方法を利用して1億6000万ドル分が回収されました。

しかしながら、9月末までに、サイバー泥棒であるハッカーは、分散型プロトコルを経由して洗浄された約1,300万ドル相当のトークンを現金化する事に成功しました。7日前にハッカーは再び活動的になり、ミキサーを利用してERC-20トークンを別のイーサリアムアドレスに移動させました。