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ビットコインの売り圧力は、歴史上最大の詐欺の内の2つの案件にリンクしている可能性がある

3月 9, 2020

ビットコインと仮想通貨市場は、大規模な売り圧力状況で動揺しています。 2月初旬、仮想通貨市場はかなり強気に見えていました。 しかしながら、この傾向は、余りにも速く反転しなければならなかったようです。

強気相場のファンダメンタルズの中で、このような反転の原因となる理由の1つは、詐欺案件による売りの圧力です。 独立した調査によると、PlusToken Scamでコインは再び動き始めており、一方で流通率は昨年よりも遅くなっていますが、売り圧力は依然として重要です。


PlusToken詐欺師が、高い値段をつけさせていたのか?

先ほどCoinGapeで報告された様に、2月11日に、約20,000ビットコインが1つの大きなアドレスに移され、その後、さらに小さなアカウントに分配されました。

小規模なBTCアドレスでのその次の動きは、2月17日に確認されました。 投稿によると、それらのアドレスの最終トランザクションは、2019年3月6日と7日に記録されました。

合計で、約187,000ビットコイン、そしてイーサリアム(ETH)などの仮想通貨が詐欺で盗まれました。 2018年後半(8月以降)に、これにより仮想通貨市場で多くの売り圧力が生じています。

これは、エルゴがビットコインがミキサーに送信されたと報告したのとほぼ同じ時期です。 さらに、2020年3月3日に、1億ドル分のイーサリアムがブロックチェーン全体を通して移動しました。 従って、詐欺師が仮想通貨市場から引き出ししている事は明らかです。

過去の亡霊: マウントゴックス詐欺案件

さらに、マウントゴックス詐欺案件の和解も終わりに近づきつつあります。受託者と債権者は現在、ハッキングされた850,000 BTC(ビットコイン)の内、残された約141,000 BTCの責任を負っています。 著名なオンチェーンのアナリストである、デビッド・プエル氏は、これが原因で3月に売り圧力の可能性があると警告していました。

最近の報告によると、日本の価値のない取引所の受託者により、ハッキングを受けた被害者に米ドル価値の約88%分での和解案が提案されています。 NYに拠点を置くFortress Investment Groupは、投資家に支払いを行う事で、141k BTCの全ての申し立てを行います。

Fortress社は、承認された後3日以内に、投資家に支払いを行うと主張しています。これにより、償還日の承認と発表時に、仮想通貨市場で売り圧力のログが作成される可能性があります。

それにもかかわらず、ビットコインの損害賠償の合計額は、CoinLabとTibanneとの別の訴訟でも、大きな額が関わっている状況であり、複雑に絡み合っています。