最近、大幅な利益を上げている暗号通貨はビットコインだけではありません。

世界で最も有名なデジタル通貨であるビットコインの値段上昇に続いて、イーサリアム、XRP、およびその他のいわゆる「アルトコイン」または代替暗号通貨も、月曜日に急上昇しました。

暗号通貨業界サイトのCoinDeskのデータによると、東部標準時間の午前9時15分頃、イーサリアムは600ドルのレベルを超えました。この数値は、2018年6月以降到達していないレベルです。XRPは一時29％急上昇して55セント近くになり、2年以上で最高値レベルに達しました。

イーサリアムは、過去24時間で約8％上昇し595ドルで取引されており、以前より13％も上昇しています。一方で、XRPは19％上昇して約54セントでした。どちらの暗号通貨も、年初来でそれぞれ約350％と180％上昇しています。

暗号業界の投資家は、アルトコインが最近のビットコインの急上昇を見て、その勢いに後追いしていると発言しました。 ビットコインは先週、しきい値である18,000ドルを超え、20,000ドル近くで史上最高値に近づきました。これは、2017年後半に値を付け、その後翌年には3,122ドルまで暴落しました。

「この暗号通貨空間で一般的に見られる事は、ビットコインが上昇開始し、その後一定期間（数週間、または1か月）後に、アルトコインが上昇開始するという事です。」とロンドンを拠点とする、暗号通貨マイニング会社ArgoBlockchainのCEOであるPeter Wall氏がCNBCに語りました。「ビットコインがリードし、アルトコインがそれに続きます。」

他のアルトコインであるChainlinkは、6％も上昇して約15ドルになりました。現在、年初から740％以上も値段上昇しています。

Chainlinkは、銀行のような仲介業者を通さず、ローンのような伝統的な金融商品を再現する事を目的とした「DeFi」、または分散型金融と呼ばれる概念に関連付けられる事がよくあります。

DeFiは今年、暗号通貨で人気のあるテーマになり、実際にいくつかの新しいプロジェクトが登場している状況です。 これは、複数の新しい仮想コインが登場した2017年後半のイニシャル・コイン・オファリング（ICO）の熱狂と比較されています。