ベテランのコモディティトレーダーであるPeter Brandt氏は、最近のツイートの中でビットコインの日足チャートが「決定的にネガティブ」に見えると主張しています。
トレーディングの第一人者は、強気相場が保持しなければならない重要なレベルとして、29,000ドルを選定しています。
「BTCが29,000ドル以上を維持できなければ、強気相場の立証にはなりません。」
「Image by @PeterLBrandt」
Brandt氏によると、これまでのところ、過去5週間にわたって形成されてきた弱気の長方形パターンが、ビットコインの回復に大きな障害をもたらしている状況です。
2018年以来の最悪の四半期
フラッグシップ暗号通貨であるビットコインは、最新の救済バウンスで一時的に回復した後、ビットスタンプ取引所で現在33,571ドルで取引されています。
2021年の第2四半期は、主力の暗号通貨のビットコインにとって、非常に値段が不安定である事が判明しました。
ビットコインは第2四半期に大成功を収め、4月14日に史上最高値である64,895ドルを付けましたが、強気相場は長くは続きませんでした。5月にビットコインは、テスラのUターンと中国の取り締まりの強化という二重の打撃により、ビットコインの歴史全体の中で、3番目に大きな月間暴落を記録しました。
中国の暗号通貨禁止と6月中のニュース報道を支配する「大規模なマイニング企業の移住」により、弱気相場がしっかりと維持され続けました。
ビットコインは現在、3か月連続で赤字を記録しており、2018年第4四半期（前回の弱気相場の底）以来の最悪の四半期を維持しています。