オンチェーンアナリストのWilliam Clemente 3世氏は、比較的長期間保有されているビットコインの量が増加している事を明らかにしています。

新しいツイートの中で、Clemente氏は26,800人のフォロワーに、動かないビットコインの数が急増しているのは、機関投資家が売りたがらない為であると語っています。

「3〜6か月前に最後に移動/購入された（コールドウオレット/保管中の）移動しないビットコインの供給量は、250万BTC（$ 141.85B）に増加しました。過去3〜6か月間に購入し、売却されていない可能性が最も高いのは、機関投資家の物です。」

「Source: William Clementer III/Twitter」

Clemente氏は、保管されている主力資産でるビットコイン量の増加、又オフラインウォレットの量の増加もビットコインの強気の兆候であると付け加えています。

「非常に強気の兆候です。これらの買い手は、長期的にそれを保有しそうです。」

オンチェーンアナリストのツイートは、ビットコインが過去最高値である64,863ドルから15％近く下落した事を受けて出て来ています。この記事の執筆時点で、時価総額で最大の暗号通貨であるビットコインは、55,261ドルで取引されています。

オンチェーンアナリストで、同じく有名であるWilly Woo氏は、ビットコインが過去最高を付けた直後に目撃された売り圧力は、中国を拠点とするビットコインマイナーが停電の為に操業を停止するという期待に関連していると最近発言しました。

「最初の売却は、中国でマイナーがオフラインになることを見越してのものです。売り圧力は、ビットコインの値段を激しく下落させる短期投機筋ポジションの清算を引き起こすのには十分でした。」

しかしながら、Woo氏は、ビットコインの長期的なファンダメンタルズは「非常に強力」な状況のままであると指摘しました。アナリストは、ビットコインは未だ値段を発見する段階であり、これは、主力の暗号資産が4桁の値段であった期間にのみ匹敵する状況であると付け加えました。

「供給プロファイル（供給が最後に移動したときの値段）は、ビットコインの値段が10,000ドル以下であった時以来、現在最大の値段発見のクラスターを形成しています。１兆ドルの資産としてのビットコインの検証は非常に強力です。」