ビットコインの値段は、最近の上昇で8,000ドルを超えるレベルまで上昇し続けています。
今日の21:30(UTC)に、値段ベースで世界最大の仮想通貨であるビットコインは、コインベースで8,195ドルにも達し、今日の取引時間中に17.4%、つまり1214ドルの上昇を記録しました。
過去24時間だけでも、Messariのデータによると、270億ドルを超えるビットコインが取引所間で取引されているのに対し、一方で、正当な取引高の数値を報告する唯一の取引所として特定されたBitwise Asset Managementのみで、21億ドルが取引されました。
ビットコインの取引は活発ではありますが、今日の急上昇は異常ではありません。 実際、ビットコインの値段上昇は、2019年に入って積極的に行われており、2日前には、再び$ 1,000ドル以上も上昇しました。
Messariのデータによると、過去90日間で仮想通貨の値段は127%上昇し、その内60%近くが、過去30日間で急上昇しています。
ほとんどの仮想通貨の米ドル価値は、24時間で2倍以上上昇しているバイナンスコイン(BNB)やビットコインキャッシュ(BCH)などを含み、ビットコインの値段回復の結果として、急上昇をしています。
Coinmarketcapによると、仮想通貨市場全体の時価総額に占めるビットコインの占有率は現在60%であり、これは、2017年12月11日以来の最高占有率です。また、ビットコインの成長は、他のどの市場よりも上回っています。
興味深いことに、2015年の前回の弱気相場の終わりには、我々が目撃した様な、ビットコインの非常によく似た放物線形の値段上昇が発生しました。
以下に示されたチャートの様に、2015年8月25日にビットコインが198ドルの最低値を付けた後、放物線の急上昇を記録し、その後その年の11月4日に、一時的に最高値の499ドルをつけましたが、これは150%の急上昇でした。
確かに、ビットコインの市場が、2018年12月15日に付けた最近の最低値である3,128ドルから150パーセント近く急上昇した為、歴史は繰り返している、または少なくとも韻を踏んでいるように見えます。