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ビットコインが再び40,000ドルを超える事はないかもしれない、JPモルガンが警告

1月 26, 2021

12月と1月初旬に経験したビットコインの値段の急激な上昇により、多くの投資家は暗号通貨に期待を寄せました。しかし、金融機関であるJPモルガンチェースのアナリストは、暗号通貨のビットコインが再び40,000ドルを超えて取引される事は無いのではないかと疑っています。

1月7日、ビットコインは40,000ドルの壁を打ち破り、翌日には最高値である42,000ドルの大台に到達しました。この状況に関連して、JPモルガンの専門家は、暗号通貨が1ユニットあたり146,000ドルに達し、金と競合するだろうと予測しました。

もちろん、暗号通貨の世界はジェットコースターのようです。予測からわずか数日後の1月11日、ビットコイン(BTC)は 30,000ドルを下回りました。それ以来、デジタル通貨は31,000ドルから35,000ドルの間で値段変動を続けており、ピークは最大39,000ドルを付けましたが、上昇はそこ迄の状況です。

何故、ビットコインの値段回復はまだしないのだろうか?

この状況に直面して、JPモルガンのストラテジストチームはビットコインへの期待を大幅に下げました。新しい予測によると、需要の低迷と投資家が利益を引き出す可能性により、BTCは2週間前の値段に戻る可能性があります。

アナリストは、暗号通貨への投資を可能にする金融商品であるGrayscaleのビットコイントラストへの機関投資家によるリソースの流れは、「ビットコインが40,000ドルを超えるほど強力ではない」とブルームバーグが引用したレポートで述べている点に同意しています。

「短期的なリスクバランスは、まだ下がっている状況です。」

と彼らは、JPモルガンから警告されました。

Criptonoticiasによって引用されたGlassnodeメトリックによると、BTCは何年にもわたってより大きな流動性の枯渇を経験しています。これは、資金が取引所から引き出されている事も一因ですが、暗号通貨が継続的に「長期保有者」に向かって移動していることも原因です。彼は、過去30日間で、約27万ビットコインが保管者と見なされる機関に転送されたと付け加えています。

その一部として、世界で最も多くの資産を管理している投資会社であるBlackRockは、提供サービスにビットコインデリバティブを含める予定です。SECに更新された目論見書を提出し、2つのファンドの投資オプションとして、現金決済のBTC先物を含めました。

2020年の初頭、ビットコインの平均値段は7,300ドルで、年末には29,000ドル以上を付けて終了しました。これは、12か月で約400%の上昇を意味します。その年の12月初旬だけでも、暗号通貨は約19,000ドルの価値があり、これは1か月で53%の上昇に当たります。その後、2021年の最初の数日間で、42,000を超え大暴騰し、その後、その価値の20%を失いました。