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ビットコインは、その存在後の94%以上で利益を出している

11月 8, 2019

「過去のパフォーマンスは、将来の結果を保証するものではありません。」という警告を我々は皆聞いた事があります。しかし、ビットコインのような資産が、その存在後の94%以上にわたって利益を生み出した場合、この警告を無視する事は、困難です。

これは、ビットコイン(BTC)の場合、まさにビタリと当てはまります。ビットコイン(BTC)は、わずか10年以上前からの仮想通貨であり、過去最高の値を打ち砕いた歴史があります。

ビットコインの素晴らしい実績

LookIntoBitcoinによって集められたデータによると、ビットコインは今日(2019年11月7日)で約3,368日間追跡可能な値段の記録があります。 この期間の内、ビットコインは合計3,170日間で利益を出し、一方赤字の日数は、わずか198日間でした。

これは、ビットコインの現在の値である約9,200ドルよりも低い値があった日数を調べる事で計算されます。 これに基づくと、もし投資家が取引日数を通じて94%以上の日でビットコインを購入し、今日まで保有していた場合、その投資は利益になります。

上記のチャートを見ると、緑色で示されているグラフの線の部分は、ビットコインが現在の値段よりも低く評価された日を表しています。 一方で逆に、赤で表示されている部分は、ビットコインが現在の値段よりも高く評価された日を示しています。

このグラフによると、最初の7年間でビットコインを購入した人は、誰でも大きな利益を得た事は明らかです。 しかし、2017年12月末、2018年初頭、2019年半ばのどこかでビットコインを購入した人は、現時点では損している可能性があります。

数字を見る

しかし、ビットコインはその歴史の大部分で利益を出してきましたが、実際に投資家がこの機会を利用したかどうかについてはあまり洞察を提供していません。 結果的に、ビットコインの取引量は、ビットコインが2017年に史上最高値を付けた際に、年間最高値に達し、今年初めに13.8万ドルに達した時も、ピークに達しました。 このような状況の為、これらの期間中に膨大な数の新規投資家が市場に参入した可能性があり、彼らが今日までまだビットコインを保有している場合、損失を出しています。

幸運なことに、IntoTheBlockは、ユニークなウォレットトラッキングツールを提供しており、ビットコイン保有者のどの部分が利益をだしているか、また損をしているかを正確に判断できます。 ほぼ2800万のビットコインアドレスを追跡し、取引履歴全体の残高の値を計算する事で、IntoTheBlockは各ウォレットが現在利益をだしている、損失をだしている、またはトントン状況であるかどうかを判断する事が可能です。

現状では、合計2,040万個のアドレスが利益を出していると見なす事ができますが、一方で損失をだしているのは、わずか550万個のアドレスのみです。 これは、現在、わずか19.8%が損失を出しているのと比較して、ビットコイン保有者の約73.1%が緑になっている(利益を出している)事を意味しています。