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ビットコイン先物建玉が35億ドルに到達; 上昇傾向は続くのだろうか?

1月 16, 2020

昨日、ビットコインとより広い仮想通貨市場は、主要な仮想通貨であるビットコインの時価総額が突然増加した為、オブザーバーを驚かせました。 1月14日は2175億ドルの時価総額で始まりましたが、今日ではその数字は2,388億ドルを超えています。

市場のボラティリティの高まりは、他のトレーダーを仮想通貨市場に引き付けたようです。 実際に、ビットコインの先物に対する建玉は35億ドル迄急上昇しました。

建玉の上昇は、ビットコインが更に上昇するヒントだろうか?

仮想通貨市場でさえ、昨日は少し異常な状況でした。 全体的に、デジタル資産は上昇しました。 飛びぬけたパフォーマンスを出したのは、ビットコインSV、ダッシュ、イーサリアムクラシックでした。

買いの圧力が高まるだけではなく、ビットコイン先物に対する関心も高まっています。 仮想通貨市場分析会社のスキューは、ビットコイン派生商品を提供している全ての取引所で、建玉の上昇を強調しました。

建玉とは、未払いの、または未決済の契約の総数を指します。 新しい契約が作成されると建玉が増加し、契約が決済されると建玉が減少します。 これにより、取引量よりも実際に市場に出入りする金額のより明確な状況が分かります。


12月末には既に上昇していましたが、1月のオープン先物契約の総額は35億ドルに急増しています。 約1日で、トレーダーは5億ドル以上の先物契約を作成しました。

更なるビットコインの利益はあるのだろうか?

値段の方向性だけを示す指標ではありませんが、トレーダーは多くの場合、建玉を利用してトレンドの強さを判断します。 市場が上昇傾向にある時に増加する建玉は、しばしばラリーの継続を示します。 同様に、下降または横ばいの傾向の間に建玉が増加するる事も、同様の事を示します。

下記の図は、トレーダーが建玉から収集できる情報を示しています。 値段、出来高、および建玉が全てが同時に増加すると、ビットコインの値段は力強く上昇し続けるでしょう。 値段が上昇している間に、出来高と建玉が減少する事は、上昇の弱まりと潜在的なトレンド変化の兆候です。

一方で、その反対も当てはまります。 出来高と建玉が上昇している際、値段が下落すると、弱気傾向が続く可能性があります。 値段、出来高、および建玉が全て同時に下落している場合、これは、下降トレンドが勢いを失っている事を示しています。

 

上記の解釈から判断すると、ビットコインの値段上昇は継続しそうです。 上記のように、建玉と値段は、現在確かに上昇しています。 同様に、本日の分析会社スキューのツイートの中で、ビットコイン先物の1日あたりの出来高も増加しています。 したがって、ビットコインは、修正が行われる前に、更に上昇する可能性があります。