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ビットコインは暴落するだろうか? 48,000ドルを下回らないとブロックチェーンデータが示唆

3月 11, 2021

ビットコインは過去数週間、頻繁にリスクの高い資産のように取引される事がありました。これは、連邦準備制度理事会が以前に示したより早く金融引き締めに踏み込むかもしれないという懸念に応じた物であり、債券利回りが上昇するにつれて米国株と一緒に売却されました。

しかし、ビットコインブロックチェーンから抽出されたデータの新しい分析によると、ビットコインの値段が約48,000ドルに下落するたびに市場に参入しているように見える購入者によって、急激な暴落リスクの下げ止めをしている可能性がある事を示唆しています。

そのような売りが醸造されている兆候はなく、ビットコインの値段は水曜日に6日連続で上昇し、2週間の最高値である約57,000ドルを付けました。しかし、韓国のブロックチェーン追跡会社であるCryptoQuantによる新しい分析は、ビットコインの値段が2020年末のレベルである約29,000ドルへすぐに戻る可能性が低い事を示しており、トレーダーに安心感を与える可能性があります。

「投機的な推測になりますが、もしビットコインの値段が下落すれば、金融機関はもっと購入するでしょう。」

とCryptoQuantのCEOであるKi YoungJu氏はCoinDeskに語りました。

CryptoQuantによると、先月のビットコイン値段の約48,000ドルへの暴落は、暗号通貨交換所であるCoinbaseのCoinbaseProセグメントにリンクされたウォレットアドレスからの異常に大きな出金と一致しました。

「これらの出金は、Coinbaseの店頭販売(OTC)サービスまたはCoinbaseプライムを経由した機関投資家の取引である可能性があります。」

とKi氏は発言しています。これは、機関投資家がビットコインをCoinbase Proからいわゆる「コールドウォレット」に移行する可能性がある事を意味しており、これは通常、ビットコインをすぐに売却する意図がほとんどない為です。

今のところ、48,000ドルは魅力的なビットコインの購入値段のようです。56,000ドルの値段をベースにすると、投資家は約16%のリターンを維持している状況です。