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欧州市民(ヨーロッパ)は、ビットコイン銀行口座の利用が可能になる。

9月 2, 2019

ベルリンを拠点とする暗号通貨銀行のスタートアップであるBitwala社は、iOSおよびAndroid向けのビットコイン銀行アプリを発表しました。

「欧州経済地域の31カ国全ての顧客は、ビットコインウォレットと取引機能を統合したドイツの銀行口座を数分以内に開設できます。」と同社は発言しています。

Bitwala社の共同設立者であり、また最高技術責任者でもあるBenjamin Jones氏は、声明の中で次のように述べています。「現在、Onboardingはアプリに直接統合されています。 一旦アカウントを取得すると、ビットコインでもユーロでも、日常の銀行業務をシームレスに日常生活に統合する事ができます。」

また、同社は、「全ての銀行口座は、連邦金融監督庁(BaFin)の監督下にあるドイツの認可銀行のsolarisBankによってホストされており、最大10万ユーロ迄の預金は、ドイツの預金保証制度によって保護されます。」と発言しました。

同社の最高財務責任者であるクリストフ・イワニエズ氏によると、顧客のビットコイン残高は「マルチ署名ウォレットを経由してブロックチェーン上で直接予約」されており、顧客は、「いつでも自分のウォレットを完全にコントロールする事ができます。」

つまり、多くの中央集権型ビットコイン交換プラットフォームとは異なり、Bitwala社の顧客は、独自の秘密鍵を保有しています。

Bitwala社のウォレットは、ピアツーピア転送、QRコードを介した支払い要求も可能にし、顧客に生体認証を利用して転送を許可するオプションも提供します。

アカウント所有者は、世界中の4,000万を超える場所で非接触型の支払いと無料で出金ができる、無料のデビットマスターカードを受け取る事ができ、ビットコイン取引では、1%の手数料を支払います。

Bitwala社は、ベルリンで2015年に設立され、現在40人以上のチームを雇用しています。