人気のある暗号通貨アナリストは、イーサリアムは強気の値段の動きにも関わらず、未だ値段統合段階にあるかもしれないと発言する一方、そのライバル通貨の１つは値段上昇の準備ができているようです。

Altcoin Sherpa氏として知られる偽名のアナリストは、Twitterで168,000人のフォロワーに対して、彼がNEARプロトコルに注目していると発言しています。

NEARプロトコルは、分散型のコミュニティが主導である、クラウドコンピューティングプラットフォームを目指すスマートコントラクト対応のプルーフオブステーク（PoS）のブロックチェーンです。そのネイティブトークンであるNEARは、過去1か月間下落傾向にあり、現在、過去最高値から45％下落していますが、Altcoin Sherpa氏は、イーサリアムの競合通貨が現在上昇機会を狙っていると発言しています。

「NEAR：これは、まだ私にとって興味深い値段エリアにいます。.786フィボナッチ、200D [指数移動平均]などです。10ドル～11ドルの値段は、私がサポートとして見たい値段領域です。これが核兵器のように急上昇する場合に備えて、私はまだ低い入札額で保有していますが、全体的には、値段上昇は堅実であるように見えます。」

「Source: Altcoin Sherpa/Twitter」

イーサリアムを見てみると、暗号通貨アナリストである彼は、ETHが3,000ドルのレベルを取り戻した可能性はあるものの、トップのスマートコントラクトプラットフォームであるイーサリアムが次の値段上昇をする前に、値段統合し、又新たな安値を付ける迄には、未だ時間がかかる可能性が高いと発言しています。彼は現在の値段の動きを、イーサリアムが別の弱気相場を開始する為だけに値段反発した2018年時と比較しています。

「本当のマクロ的な最安値の形成には、数週間から数か月かかると思います。そうは言っても、2倍以上になる可能性のある低い高値を維持する事ができると思います。ー2018年のイーサリアムを参照してください。」

「Source: Altcoin Sherpa/Twitter」

「Source: Altcoin Sherpa/Twitter」

ビットコイン（BTC）に関しては、Altcoin Sherpa氏は時価総額でトップの暗号通貨であるビットコインに対して、中立的な立場を取っています。彼によると、ビットコインは短期的には強いように見えますが、200日移動平均を取り戻す為には、未だやるべき事があります

「BTC：私にとって興味深い事の1つは、4時間のEMAが、全てこれに対してほぼリセットされているように見える事です。1Dは、まだ200D [移動平均]を取り戻す必要がありますが、全体として、この回復は短期的には問題ないように見えます。」

「Source: Altcoin Sherpa/Twitter」