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イーサリアム(ETH)は、今後10年間で全ての金融取引の半分以上で利用される:Pantera Capital CIO

1月 12, 2022

デジタル資産投資会社のPanteraCapitalの共同最高投資責任者であるJoey Krug氏によると、イーサリアム(ETH)は、他のスマートコントラクトプラットフォームによって脅かされる可能性は低いとの事です。

新しいインタビューの中で、Krug氏は、イーサリアムがプルーフオブステークに正常に移行できる限り、他のスマートコントラクトプラットフォームは、将来的にイーサリアムをベースとして利用される必要があるだろうと発言しています。

「もし、貴方が時計を10年から20年先に進めるとすると、世界の金融取引の非常に大きな割合、場合によっては50%以上の取引が、何らかの形で、イーサリアムベースで行われているでしょう。」

名称的に「The Merge」として知られている待望のイーサリアムのアップグレードは、ネットワークの現在のプルーフオブワークコンセンサスメカニズムを、より環境に優しく、安全で効率的なプルーフオブステークモデルに変換する事を目的としています。この変換は、2022年の第1四半期、または第2四半期に行われる予定です。

Krug氏はまた、イーサリアムの競合通貨には、セキュリティ上の懸念など、独自の欠点がある可能性があると発言しています。

「他のチェーンが行っているトレードオフが多すぎて、イーサリアムが分散化側で行っていない事は非常に重要です。私は、それらが新しいグローバルな金融決済レイヤーに最適かどうかは分かりません。」

イーサリアムは、この記事の執筆時点で3,021.42ドルで取引されており、これは1か月前の値段から26%以上下落しています。

一方で、Grayscale Investmentsの調査責任者であるDavid Grider氏は、ブルームバークに対して、複数のスマートコントラクトプラットフォームがこの暗号通貨分野で成功する可能性があると発言しています。

「私は、暗号通貨市場が、勝者が全てを独占するタイプの市場ではないと思います。

イーサリアムには、このネットワークをリードしてきた影響があります。この大きなコミュニティがありますが、他のネットワークには、様々な市場の空白を埋める別のコミュニティが出現しています。」