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ビットコインは取引量でPayPalを上回り、5年でマスターカードを追い抜く可能性

12月 1, 2021
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ブロックチェーンインテリジェンス企業のBlockdataによると、決済プラットフォームのPayPalよりもビットコイン(BTC)ネットワークでより多くのボリュームが取引されています。

Blockdataによると、ビットコインネットワークは、今年の四半期あたり平均でPayPalよりも1,870億ドル多く取引されました。ビットコインの四半期あたりの現在の取引量は、4,890億ドルに相当します。 それでも、この数字は現在、クレジットカード会社のMastercardとVisaで処理されている金額の一部です。

「我々がデータを見ると、ビットコインネットワークは、2021年に四半期あたり平均で約4,890億ドルを処理しました。

この数字を概観すると、PayPalは2021年に四半期あたり平均で302億ドルを処理し、Mastercardネットワークは四半期あたり平均で1.8兆ドル、つまり260%多く処理し、Visaネットワークは四半期あたり平均3.2兆ドル、つまり540%多く処理しました。」

Blockdataによると、ビットコインの取引量の増加は、Mastercardに比べて、未だ始まって期間が短い事を考えると、「素晴らしい」です。

「未だ12年しか経っていない分散型ネットワークとしてのビットコインが、1966年に設立されたMastercardと比較して、1つのメトリック(処理量)の点で27%優れている事は印象的です。特に、これを分散型への動きを考慮に入れて考える時に素晴らしい事です。」

Blockdataによると、もし、ビットコインの年間平均の値段を成長指標として適用した場合、ビットコインがMastercardの取引量に達する迄に、約40年かかる可能性があります。

「ビットコインの年間平均の値段を成長指標とすると、これが実現する迄に、2060年迄かかる可能性があります。但し、もしトランザクションあたりの平均BTCが減少するという負の相関関係を考慮すると、この時間枠は大幅に増加する可能性があります。」

BTCの2021年の値段上昇を指標として利用すると、Blockdataは、ビットコインが約5年でMastercardの取引量に達すると予想しています。

「もし2021年の現在の成長率を指標とすると、2026年頃には達成する可能性があります。」


「Source: Blockdata」