デジタル資産マネージャーのCoinSharesは、先週、暗号市場はこれまでに記録された最大の機関投資家の資金流入を見たと発言しました。

暗号通貨会社である彼らは、デジタル資産投資商品が毎週と毎年の両方の資本フローの記録を、大幅に打ち破ったと発言しています。

「デジタル資産投資商品の先週の資金流入額は合計14.7億米ドルで、大幅な差をつけて過去最高額つけました。前回の週次記録は、今年2月の初めにつけており、この時は、合計6億4,000万米ドルの資金流入でした。

現在までの機関投資家による資金流入額は80億米ドルで、2020年の記録である67億米ドルをはるかに上回っています。」

CoinSharesによると、ビットコイン（BTC）は、新しいProSharesビットコイン先物上場投資信託（ETF）の立ち上げによる前向きな感情を背景に、資金の圧倒的多数を占めています。

「ビットコインは先週、流入資金の99％を占め、合計14.5億米ドルでした。記録的な流入は、米国証券取引委員会[SEC]がビットコインETF先物への投資を許可し、その結果、合計12億4,000万米ドルの流入を伴う2つのビットコイン投資商品が上場したのが直接の理由です。

ビットコイン商品への資金流入は、他の地域でも合計1億3800万米ドルありましたが、一部の古い投資商品では利益を確定し、資金流出する証拠もありました。」

アルトコインを見ると、アセットマネージャーは、資金流入が見られる最も注目すべきコインは、スマートコントラクトプラットフォームのSolana（SOL）とCardano（ADA）、そして暗号通貨交換所であるBinanceのBNBであると発言しています。SolanaとCardanoへの資金流入額はそれぞれ810万ドルと530万ドルでしたが、一方でBNBは130万ドルを記録しました。

「Source: CoinShares」