デジタル資産管理の巨人であるGrayscaleは、伝えられた所によると、スポットビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)の申請を計画しているようです。
CNBCによると、同社は数日以内に、米国証券取引委員会(SEC)に申請を提出する予定です。
この問題に詳しい人の話を引用して、CNBCは、Grayscaleがビットコイン先物ベースのETFの競争が激化する中、ビットコイン投資商品GBTCをスポットETFに変換する意向を表明したと発言しています。
BTCに関連付けられたデリバティブ契約にリンクされるビットコイン先物ETFとは異なり、スポットビットコインETFは、ベンチマーク暗号通貨であるビットコインに直接裏付けられます。Grayscaleは、既にGBTCを通じてかなりの数のBTCを保有しており、現在、運用資産額(AUM)は387億ドルに上ります。
CNBCのレポートは、Grayscaleの創設者であるBarry Silbert氏が、GBTCをスポット主導のETFに変換する可能性をからかっています。
4月に、Grayscaleは、SECが許可した場合、GBTCをETFに変換する事に100%取り組んでいると発言しました。
8月までに、同社はETF部門の責任者として、上場投資信託のパイオニアであるDavid LaValle氏を雇い、暗号通貨投資の巨人がビットコイン上場投資信託を推進している事を示しました。