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中国の安徽省がビットコインマイニングを禁止

7月 14, 2021

アウトレットメディアである環球時報によると、中国の安徽省は、全ての暗号通貨マイニングプロジェクトを閉鎖する予定です。

また、電力供給を強化する為、他のエネルギー集約型プロジェクトを管理する予定です。

安徽省は、既にマイニング部門を取り締まっている他の多くの中国の省に加わりました。

U.Todayが報じたように、中国の最南西部の雲南省にある全てのマイニング工場は、中国共産党創立100周年の直前の6月上旬に閉鎖されました。

それ以前は、中国で業界全体に多大な影響を与える、3つの最大のマイニングのハブである新疆ウイグル自治区、四川省、内モンゴル自治区も、青海省北西部と共に、マイニング設備のスイッチを切る事を余儀なくさせられました。

中国国内では、暗号通貨マイニングプロジェクトの90%近くが閉鎖されていると推定されています。

中国の暗号通貨ブロガーであるColin Wu氏によると、中国の電力会社は最近、国内全ての地域に暗号通貨マイニングの終了を命じました。

U.Todayが報告したように、中国のマイニング業者の流出により、ビットコインのグローバルハッシュレートは2019年7月以来の最低レベルに一時的に低下しました。

7月2日に、ビットコインネットワークは27.94%という記録的なマイナスのマイニング難易度調整も記録しました。 今から約4日で、マイニングの難易度は、更に11.23%下落すると予想されます。これは、最大の暗号通貨であるビットコインをマイニングする事がさらに簡単になる事を意味します。

米国は、新しいマイニングハブとして浮上

中国のマイニング業者が国外に追い出された後、他の管轄区域に移転しようとしている状況である為、Foundry USAは現在、世界のハッシュレートの11.5%のシェアを持つ4番目に大きなマイニングプールになっています。

しかしながら、中国のマイニングプールである(F2Pool、ViaBTC、AntPool)は依然としてトップの状況であり、米国を次のビットコインマイニングのメッカと見なすの事には、時期尚早であると言えます。