「重要なポイント」
● ビジネスインテリジェンス会社のGreenproは、ビットコイン投資ファンドを設立する計画を発表しました。
● 会社はこのファンドの為に1億ドルの資金を調達し、自社の現金も投資する予定です。
● この計画は、MicroStrategyの以前のビットコイン投資に似ています。
Greenpro Capital社は、本日発表されたプレスリリースで発表された通り、ビットコイン投資ファンドを設立する予定です。
ビットコインがバランスシートに追加
GreenproのCEOであるCK Lee氏は、同社は「BTCが価値を保存するものであると完全に信じている。」と述べています。Lee氏は、ビットコイン投資の為に最大1億ドルを調達する目的で、投資家に負債証券を販売するように会社の投資銀行家に指示したと述べています。彼はまた、会社自体も独自の現金をビットコイン投資すると付け加えています。
Greenproのストラテジストは、ビットコインやイーサリアムなどの他の主要な暗号通貨は、法定通貨を保有しているよりも値段が上昇する可能性が高いと考えています。彼はまた、多くの銀行、ヘッジファンド、保険会社、機関がビットコインへの投資に関心を持っていると付け加えています。
Greenproは、子会社であるCryptoSX社を通じて投資を行います。
Greenproの株価（GNPR）は、この発表の後に、103％上昇して2.60ドルの高値を付けました。
「GNPR price chart. Source: Trading View」
その他の法人投資家
同様のニュースとして、Marathonの株価は、ビットコインマイニングのハードウェアメーカーであるBitcoinと1億7000万ドルの契約を結んだ後、30％以上急騰しました。 北米最大のマイナーは、2021年12月迄に既存の33,000ユニットの工場に70,000台のS19マイニング機器を追加する予定です。
しかしながら、Microstrategyが、ビットコイン投資をしている最も重要な上場企業であり続けています。同社は昨年4億7500万ドルを投資しており、先月はシニア転換社債を通して、更に6億5000万ドルを調達し、ビットコインへの総投資額は10億ドルを超えました。
ビットコインの値段は、月初から37％、年初来で275％上昇しています。 非常に活発な強気相場の期間中、株式市場のビットコインへの資金分配は、ビットコインの値段急上昇の強力な触媒として機能しました。
ビットコインは、この記事の発行時点で27,100ドルで取引されていました。