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JPMorganがビットコインの値段調整について警告し、BTCが買われ過ぎと説明

12月 23, 2020

JPMorganのアナリストは、Grayscaleのビットコイントラストへの資金流入が大幅に遅くなると、ビットコインの値段調整の可能性が増大する事について警告しています。アナリストは、ビットコインが「買われ過ぎ」であると指摘しました。

JPMorganのビットコイン展望

JPMorgan Chase&Coのアナリストは、金曜日のメモの中でビットコインの予測を行いました。ブルームバーグが月曜日に、Grayscaleのビットコイントラストへの資金流入が暗号通貨の見通しの鍵であると報告したと説明しました。出版物によると、アナリストは下記のように信じています。

「もし世界最大の取引されている暗号通貨ファンドへの資金流入が大幅に遅くなると、ビットコインの値段調整の可能性が高まります。」

JPMorganのアナリストは更に、最近の値段反発後、ビットコインは「買われ過ぎ」である可能性が高い事を示しました。 彼らは、Grayscaleビットコイントラストへの資金流入が「大きすぎて、勢いのあるトレーダーがポジションを解き放ち、持続的なマイナスの値段ダイナミクスを生み出す事ができない」点を明らかにしました。彼らは、「これらの資金流入の大幅な減速は、2019年後半のビットコイン値段調整と同様のビットコイン値段調整リスクを高めるでしょう。」と強調しました。

Grayscaleインベストメントは、12月21日時点で約157億の運用資産を保有しており、ビットコイントラストが133.4億ドルを超える保有になっています。JPモルガンのアナリストは、ビットコイントラストファンドへの資金流入は月に約10億ドルであると発言しました。

機関投資家は、今まで以上にビットコインに興味を持っています。同社は以前、投資家が金の上場投資信託(ETF)からGrayscaleのビットコイン信託に資金を移動しているとお伝えしました。保険大手のマスミューチュアルがビットコインに1億ドルを投資した後から、JPモルガンはビットコインの6000億ドルの需要を見込んでいると発言しました。