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ビットコインへの関心「パンデミックにより、急増」

6月 25, 2020

フォーブスのジャーナリストであるBilly Bambrough氏は、コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、ビットコインへの関心が高まり、世界経済を支えながら、これを防止する為に政府が実施した前例のない対策を発表しました。

3月の幅広いコロナウイルスに寄る投げ売りで、ビットコインが4,000ドルを割り込んだ後、ビットコインの値段は、1ビットコイン当たりほぼ10,000ドルに跳ね返りました。

金融情報プラットフォームThe Tokenistの研究者たちは、「現在失業している2000万人を超えるアメリカ人が、ビットコインに対する物語を変えました。」と彼らの調査結果の中で要約して記載しています。

「結果は驚くべき物です。 調査した全ての年齢層と性別グループの間で、ビットコインに対する知識が増え、ビットコインに対する信頼が高まっている事が分かりました。 この影響は、ミレニアル世代の回答者において最も顕著であり、その45%が株式、不動産、金よりも優先的にビットコインに投資するようになっています。」

コロナウイルスCovid-19が米国中を襲った為、4月の失業率は約15%にまで急上昇し、史上最高の水準となり、ミレニアル世代が最も大きな打撃を受けました。2月には、失業率が半世紀ぶりの3.5%でした。

Covid-19によって引き起こされた市場の変動が、ビットコインに対して人々の見方がどのように影響したかを測定した調査では、47%の人々が大手銀行よりもビットコインを信頼している事が明らかになり、これは過去3年間で29%上昇しました。

一方で、回答者の43%、そしてミレニアル世代の59%は、ほとんどの人が今後10年以内にビットコインを利用するだろうと考えており、ミレニアル世代の44%は、今後5年間でビットコインを購入する可能性が高いと報告しています。

「これらのデータは、ビットコインには明るい未来があり、現在の市場危機から大きな利益を得る可能性が高い事を示しています。」と研究者たちは書いています。

「伝統的な投資手法への信頼が低下している為、ビットコインは投資家に対して、代替の長期的な価値を保存する物としての態勢を整えています。」

研究では、コロナウイルスとその影響が、ビットコインへの関心を高めたというビットコインと仮想通貨のコミュニティからの報告でチャイムを鳴らしています。

「2020年の初めから見られた急増する活動の一部は、連邦準備制度の前例のない金融介入に触発されています。」とサンフランシスコを拠点とするスタートアップビットコインブローカー兼金融サービス会社、リバーファイナンシャルの創設者であるアAlex Leishman氏が発言し、先週には、「今年は、毎月顧客基盤が2倍になっています。」と発言しました。

Leishman氏によると、ポールチューダージョーンズ氏、ダンタピエロ氏、ラウルパル氏などの「熟練したマクロ投資家」からのビットコインへの関心の高まりが、ビットコインを「主流の金融コミュニティ内」で正当化しているそうです。

最近リバーの資金調達ラウンドを率いた、ヘッジファンドのポリチェーンキャピタルの創設者であるOlaf Carlson-Wee氏は、「金融の進化は、現在の世界的な経済危機の結果としてより速く起こっているだけであり、ビットコインによって埋められる可能性のある伝統的な金融システムの穴をあらわにしています。」と発言しました。

Tokenistは、2020年4月までに約5,000人を調査し、その調査結果を、ブローカーであるeToro、投資家のBlockchain Capital、および個人金融サイトのBankRateが2017年に実施した調査と比較しました。