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元Coinbase のVP:我々は、「大部分がPlaidの為に」数十億ドルをBitcoinに移動させました

1月 15, 2020

大手仮想通貨取引所Coinbaseの前副社長であるDan Romero氏は、米国に本社を置く取引プラットフォームが、米国の自動化されたクリアリングハウス(ACH)システムを介して、数十億ドルをビットコイン(BTC)に移動できることを確認しています。実際に、クリアリングハウスのシステムは、米国内の支払いを処理する大きなシステムです。

Romero氏は、ビットコイン取引にACHシステムを利用する事は便利ですが、それは可逆的である為、「詐欺になりやすい」事を指摘しました。彼は、Coinbaseが「Plaidが提供する物の大部分でACHを利用できた」と指摘しています。 彼は、これは「米国における仮想通貨導入の過小評価されている部分」であると付け加えました。

PlaidはVisaに買収される

Plaidの共同設立者兼CEOであるZach Peret氏は、1月13日に同社が巨大な決済会社であるVisaに買収された事を明らかにしました。 Plaidは、デジタル対応の金融システムを構築する為に必要なツールとアクセスを企業に提供します。

カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を置くPlaidは、新興企業や大規模な金融機関が革新的な金融サービスやアプリケーションを開発する事を簡単に、また安全にする為に設計されたテクノロジープラットフォームです。

Peret氏は、下記のように発言しました。

「今日は、当社とフィンテックにとって重要なマイルストーンです。 狭苦しい会議室に2人の創業者が集まって始まったこの会社は、数百万人の消費者が2,500を超えるデジタルファイナンス製品とやり取りできる素晴らしいネットワークになりました。」

Plaidが最初に開始された時、「誰もフィンテックについて聞いた事がなかった」

彼は、Plaidが最初に開始された時、「フィンテック、または金融テクノロジーという言葉は、誰も聞いた事がありませんでした。」と付け加えました。 今日、フィンテックのエコシステムは、ほんの数年前に比べて大幅に拡大しました、とPeret氏は明らかにしています。 これによって、「消費者の金融生活の方法が大幅に改善されました。」と彼は主張しました。

彼はさらに、消費者が公共料金の支払い、友人への資金の送金、貯蓄の支援、教育ローンの管理、および金融目標を達成する為の予算の作成に便利なFintechサービスに依存している事に言及しています。

Peret氏は、下記のように発言しました。

「数十億の消費者と、200を超える国と地域の金融機関に信頼されているブランドであるVisaと協業する事は、当社の製品を拡大し続ける素晴らしい機会です。」

Peret氏は、Plaidは、Visaブランド、会社のリソース、国際的な存在感を活用して、クライアントとビジネスパートナーにより良いサービスを提供する事を目指していると付け加えています。

彼はまた、Plaidの経営陣は、金融サービスの将来の開発に関して両社が同じビジョンを共有しているため、Visaチームに非常に感銘を受けたと指摘しています。 Peret氏は、VisaがPlaidが独立したビジネスとして機能し、彼らが今まで既ににうまくやっている事に集中する事を望んでいる事を確認しています。