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市場サイクルの心理学:ビットコイン投資家は否定的になっているのだろうか?

1月 10, 2020

市場サイクルの様々なフェーズを推進する心理を描いた概略図が存在しており、ビットコイン市場の現在のセンチメントに応じて共有される事がよくあります。

「ウォールストリートチートシート」によると、初めて仮想通貨に投資した投資家は否定的な状況にあり、ビットコインがここから大幅に下落すれば、さらに不意を突かれる事になるでしょう。

有名なチートシートによると、ビットコインは現在市場サイクルのどこに位置するのか

全ての金融市場は周期的であり、ビットコインやその他の暗号資産についても同様です。 極端な値段上昇、または持続的な値段上昇の期間の後、多くの場合、同様の規模のリトレースメント(値段下落)が発生します。

これはまさに2017年の仮想通貨の誇大広告バブルが出てきた後に起こった事であり、不合理な活気が否定的になり、パニックになり、そして後に怒りや絶望の感情に変わります。 これらの感情により、投資家は、資産が回復し始め、市場サイクルが再び上昇再開する少し前に、しばしば損失を出して、弱音を吐いて資産を売却します。

ビットコインに関して説明すると、2018年11月にビットコインに悲観的になる人が多く発生し、6,000ドルのサポートが破綻し、時価総額でトップの暗号資産が50%下落して3,000ドルという最終的な安値を付けました。 絶望感は仮想通貨業界に浸透し、企業は破産を防ぐために人員を削減し始めました。

しかし、2019年4月になると、ビットコインは再び値段上昇し始め、多くの仮想通貨投資家にサイクルが再び始まり、また仮想通貨が新しい最高値に向かってゆっくりと上昇する事を確信させました。

ビットコインが14,000ドルで拒否された事を除いて-それは新たな高値を設定する前に-再び下落トレンドにあります。

しかし、ビットコインは既に「最低値」になっている為、投資家は時価総額で主要な仮想通貨であるビットコインが、現在市場サイクルでどこにいるのかについて混乱しています。

多くの人が、我々はまだ信じられないフェーズに居り、弱気な投資家は、彼らの感情について間違っていると主張しています。 他の人は、ビットコインの投資家は否定的なフェーズにあり、次の下落の後、再び上昇サイクルが始まる前にパニックになり、怒り、そして絶望感に陥るだろうと発言しています。


この混乱は、最近の「教科書のエコーバブル」の破裂に起因する可能性があります。これは、2017年初めの仮想通貨の誇大宣伝バブルとの類似性を示すフラクタルです。 このサイクルは、以前のバブルサイクルを模倣した単なるミニサイクルである為、我々がこのサイクルのどこにいるかを正確に理解する事は困難です。

もしビットコインの値段が下落し続けると、市場は現在再び否定的なフェーズにあり、仮想通貨市場では、再度新たな値段の下落の可能性がある事は明らかです。

しかしながら、それが起こり、ビットコインの値段が再び着実に上昇し始めるまで、我々が市場サイクルのどこかにいるという希望を否定する人は常にいるでしょう。