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ベネズエラのビットコイン取引量は、反マドゥロ政権の陰謀が疑われる中で爆発的に増加

9月 3, 2019

ベネズエラでビットコインへ交換されたボリバル(通貨)の数は、ラテンアメリカの国の経済や、政治的苦痛が悪化し続けている状況の為、さらに過去最高を記録しました。

Coin.Danceによると、8月31日に終了した週の期間で、約1,150億ボリバルがビットコインに交換されました。 これは、過去の記録である780億ボリバル近くを超えた数字であり、47パーセント近く増加しました。


「Bolivars-to-Bitcoin trading volumes on LocalBitcoins」

カラカスのクーデターは、関係あるのだろうか?

ビットコインの購入に利用されたボリバル(通貨)の記録的な量は、ベネズエラでの長期にわたる政治や経済危機を解決する方法として、軍事介入の可能性がある事を示唆する報告と一致しています。

先週の後半に、ベネズエラの通信大臣であるJorge Rodriguez氏は、ニコラス・マドゥロ大統領の政府を弱体化させる為、準軍事訓練キャンプが近隣のコロンビアに設置されたと州のテレビ放送で主張しました。

ABC Newsによると、コロンビアはベネズエラの野党指導者であるJuan Guaido氏による、マドゥロ政権を権力から追放するキャンペーンを支持しています。

トランプ大統領は、ベネズエラの野党指導者をバックアップ

米国も、Guaido氏をサポートしています。 年初にトランプ大統領は、Guaido氏をベネズエラの暫定指導者として認めました。


しかしながら、軍事介入の話が大きくなった状況でも、米国はその選択肢を除外しました。 これは、新しく開設された米国駐在員事務所のベネズエラ総務部(VAU)のJames氏の話によると:

「我々が望む事は、国際社会による軍事介入ではなく、ベネズエラの憲法に基づいて、平和的、政治的、民主的な危機の解決策です。」

VAUはコロンビアに拠点を置き、Guaido氏の暫定政府に、米国の外交代表を提供する為に設立されました。

先週、マドゥロ大統領が自主的に権力を放棄した場合、米国が恩赦を提案したという報告も出てきました。 マドゥロ大統領は、以前にも同様の申し出を拒否しています。