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ベネズエラ最大の小売チェーン:1,000ビットコインのトランザクションと現在成長中

8月 28, 2019

ビットコインの採用は、ラテンアメリカでどの程度浸透していくのでしょうか? ベネズエラ最大の小売チェーンであるTrakiは、ビットコインの採用はまだ始まったばかりであると確信しています。

月曜日に、Trakiの暗号通貨部門の責任者であるMichael Gomez氏は、スペイン語の業界誌Criptonoticiasに、小売チェーンは3月以降1,000を超えるビットコインのトランザクションをすでに処理していると語りました。 そして、デパートはそれだけにとどまっている訳ではありません。

Trakiは、おそらく仮想通貨に関わっている、ベネズエラで最も重要なビジネスです。 これは、暗号通貨を支払い方法として受け入れた最初の主要なベネズエラの小売業者であり、国営のデジタル通貨であるペトロを最初に受け入れた企業の1つでもあります。 そして先週、TrakiはPundiX社とのパートナーシップを発表しました。これによって、POSシステム経由した支払い方法として暗号通貨を受け入れる能力が拡大しました。

しかしながら、Trakiのこれまでの道のりは簡単ではありませんでした。「我々が暗号通貨の受け入れを開始した当初は、全て手動であった為、暗号通貨採用の問題はかなり大変な状況でした。」とGomez氏はCriptonoticiasに語りました。「実際に、ビットコインでの支払い完了に約45分かかりましたが、これは(クライアントにとって)大変面倒な状況でした。」

この様に暗号通貨での支払いを加速させる為に、Trakiは昨年3月に、暗号通貨支払いプロセッサCryptoBuyer社と最初に提携しました。 現在、PundiXを利用して、同社は0.05秒でトランザクションを処理できると主張しています。これは、従来の支払い方法よりもさらに高速です。

また、Trakiは、社内で利用するLightningネットワークチャネルなど、他の暗号通貨関連のビジネス戦略の実験を開始していますが、Trakiの代表であるDiego Ortiz氏はCriptonoticiasに、「国内のインフラストラクチャの問題の為、会社の成長が減速しています。」と発言しました。 「ベネズエラのインターネットの接続は、全然役に立ちません。」

そのため、Trakiのようなビジネスをする方は、ベネズエラ全体でビットコインや他の暗号通貨の利用を積極的に推進しているように見えますが、国内での暗号通貨が採用されるかどうかの制限は、最終的に、政治的および経済的問題が長引く状況により、決まってくる可能性があります。