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このビットコインチャートは、ビットコインがお金になることができないという主張を破壊する

6月 14, 2019

CCN Marketsによると、すべての懐疑論者は同じことを言っています。それは、ビットコインの値段は、本物の通貨になるには不安定すぎると。

彼らの主張は、ポイントを得ています。ビットコインの大きな値段変動は、投資としてリスクが高く、日々の支払い手段としては困難です。

しかしながら、これはゆっくりと変化しています。 より多くのお金がビットコインに流れ込むにつれて、それはより変動が小さくなっています。 そして、これはビットコインがより良いお金になっていることを意味します。


「Source: Fernando Nieto」

ご覧のように、グラフをみると、2018年と2019年では、極端な日々の値段変動はあまり一般的ではないことを示しています。ビットコインは、より安定的に成長しています。

ビットコインの値段スイングは「極端が少ない」

グラフを作成した開発者のFernando Nieto氏は、下記のように説明しています。

「収益化が進むにつれて、ビットコインのボラティリティは明らかに低下しています。 極端な日々の収益は、以前よりも頻度が少なく、極端でもない状況です。」

CoinMetricsの共同創設者であるNic Carter氏は最近、標準偏差や市場のボラティリティの一般的な尺度を挙げて、この傾向を確認しました。

「標準偏差を利用することは、金融でボラティリティを測定するために圧倒的に人気がある手法であり、減少傾向を示しています。」


「Source: CoinMetrics」

なぜ、より流動性と分散?

簡単に説明すると、より多くのお金が仮想通貨市場に流入するにつれて、ビットコインはより安定的に成長しました。 時価総額が大きくなるにつれて、値段を移動させる為には、より大きな金額が必要になります。 Nieto氏は、次のように確認しています。

「ボラティリティは、主に流動性によって説明されます。」

CoinMetrics社もまた、最新のニュースレターの中、ビットコインのボラティリティを重視しました。

「一般的な傾向として、ビットコインは正規の資産クラスに成熟するにつれて、時間の経過とともに変動が少なくなっています。」

彼らは、増え続ける仮想通貨取引所が、ボラティリティの低下に一役買っていると考えています。 仮想通貨のインフラが成長するにつれて、ビットコインの値段は、2つか3つの取引所に依存しなくなりました。

「為替市場でのシェアはより分散していますが、それほどではありません。」

ビットコインが「ハイパーマネタイズ」できるまで7年間

極端な値段の動きの減少にもかかわらず、ビットコインは他の資産や通貨と比較すると、まだ不安定です。 仮想通貨は、実行可能な日常的なお金の代替手段として利用される前に、はるかに安定性が必要です。 あるCCN作家が尋ねたように:

「仮想通貨の値段が文字通り刻々と変化するのに、誰がビットコインと交換する為に何かを売るのでしょうか?」

Nieto氏は、仮想通貨の収益化に必要な安定性には、さらに7年かかると考えています。


「 Source: Twitter」

ビットコイン支払いのための戦い

CCNが報告したように、2019年のビットコイン取引のわずか1.3%が、商店からのものでした。 つまり、購入する為にビットコインを利用している人はほとんどいません。

ビットコインが利用されない部分的な理由は、値段が変動しすぎる為です。 ビットコインの値段が上がることを願っているので、ビットコイン保有者は使おうとしません。 お店側は、ビットコインの値段が下がった場合を考え、それを受け取りたくありません。

ヨーロッパでデビットカードを発行したばかりのCoinbaseや、Spednアプリを立ち上げたGeminiとFlexaのような大手仮想通貨会社にとっては、これは頭の痛い問題です。

今後10年間で、この傾向は変わります。 ビットコインは、より安定した成長を遂げ、より現実的に、日々利用される通貨になることを可能にします。