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仮想通貨市場が5日連続でグリーンライトになり、ビットコインも$4000を回復

12月 21, 2018

12月20日木曜日、コイン360からのデータによると、仮想通貨市場は5日連続のグリーンライトの状況になり、上位20の仮想通貨のほぼ全てが大幅な値段上昇をしました。


「Market visualization by Coin360」

24時間での値段の急上昇の中では、4番目に市場規模が大きい仮想通貨であるBitcoin Cash(BCH)が、他の仮想通貨に先がけて急上昇しており、プレス時には36%のスパイクで$165の値段を付けました。今日は仮想通貨が2桁の値段上昇を記録した3日目であり、グリーンライト状況になって5日目です。わずか7日間で80%以上の値段上昇ですが、仮想通貨はまだ月次のチャートで50%近く下がったままの状況です。


「Bitcoin Cash 7-day price chart. Source: Cointelegraph’s Bitcoin Cash Price Index.」

CoinMarketCapのデータによると、現在9番目に大きい仮想通貨であるビットコインキャッシュから新しく分割されたBitcoin SV(BSV)は、102ドル前後から13%も値段が上昇し、注目すべきボラティリティです。

最大の仮想通貨であるBitcoin(BTC)は、反発して4,100ドル前後で取引されており、1日で6%上昇し、12月14日に付けた最低値の3185ドルより、1000ドル以上の値段上昇となっています。ビットコインは今日、5日連続のグリーンライト状況であり、 長期的な弱気沈静化状況から回復基調にあります。


「Bitcoin historical price data, Dec. 13 — Dec. 20. Source: Cointelegraph’s Bitcoin Price Index.」

今週、Bitcoinの値段は、ほぼ22%上昇しました。 しかしながら、まだ月の損失は27%近くあるままの状況です。

Cointelegraphのリップルプライス指数によると、時価総額第2位のリップル(XRP)は、この日わずか0.5%ほど上昇し、プレス時時点で約0.38ドルで取引されています。 それにもかかわらず、1週間の資産の累積利益は7日間のチャートで29パーセント引き上げました。 リップルの月次チャートは赤字のままで、20%以上の損失を示しています。


「Ripple 7-day price chart. Source: Cointelegraph’s Ripple Price Index.」

時価総額で第3位仮想通貨であるイーサリアム(ETH)は、3桁の値段に戻し、111ドルで取引されており、24時間で5%近く上昇しました。Bitcoinのように、アルトコインは現在、5日連続で堅調な値段上昇をしています。しかし、イーサリアムは、12月14日には約82ドルにまで下落していました。

イーサリアムは、今週の週刊チャートでは22%近く上昇していますが、月次では28%も下落したままの状況です。


「Ethereum 7-day price chart. Source: Cointelegraph’s Ethereum Price Index」

CoinMarketCapの残りのトップ10の仮想通貨も、すべてグリーンライト状況です。実際ライトコイン(LTC)は4.6%高い32.50ドル、ステラ(XLM)は2%高い0.12ドルです。

時価総額でトップ20の残りのコインはすべて2〜6%の値段上昇をみせています。イーサリアムクラッシック(ETC)はこの中でも最高のパフォーマーであり、ほぼ6%増の4.76ドルです。

プライバシーに重点を置くアルトコインの Monero(XMR)とZCash(ZEC)は、プレス時に$ 51.73と$ 63.51で4.5%上昇しました。

昨日は30%以上の急騰を見せていたWaves(WAVES)は、仮想通貨トップ20の中で唯一赤字で、2.5%下落し4.14ドルでした。

すべての仮想通貨の総時価総額は、プレス時で約12億2千万ドルになり、12月14日の週につけた1011億6000万ドルから300億ドル以上増加しました。


「7-day chart of total market capitalization of all cryptocurrencies from CoinMarketCap」

昨日公開されたインタビューの中で、主要な仮想通貨取引所、BinanceのCEOで共同創業者であるChangpeng Zhao氏は、2018年を仮想通貨の「調整の年」と述べました。 最近の中期的な弱気市場の傾向にもかかわらず、Zhao氏は、仮想通貨業界の将来に対して楽観的な姿勢を示し、「開発と「実際に仮想通貨が利用できるケース」が急増する事により、さらに仮想通貨が採用されるだろう」と主張しています。