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仮想通貨プラットフォームのRevolutが、欧州銀行ライセンスを取得

12月 14, 2018

12月13日(木曜日)、デジタル決済プラットフォームのRevolutは、同社が欧州の中央銀行による銀行ライセンスの承認を受けたことを発表しました。 Revolutによると、このライセンスは仮想通貨へのアクセスを向上させ、従来の銀行サービスを提供するのに役立つとの事です。

欧州の中央銀行により承認

Revolutは英国に本拠を置く仮想通貨取り扱い会社であり、ビットコインキャッシュ、リップル、イーサリアムやその他の仮想通貨を購入、売却、保管することができます。 Revolutは、Nikolay StoronskyとVlad Yatsenkoによって2015年に設立され、創業以来336百万ドルを調達しています。 12月13日、チームは欧州中央銀行から、銀行ライセンスの承認を得たことを明らかにしました。これにより、Revolutは顧客により多くの金融サービスを提供できるようになりました。 Revolutは、最終的に完全な経常収支、当座貸越およびその他の伝統的な金融サービスを提供できるように、最初はすべてが「舞台裏で」行なわれていると説明しました。

「もし、将来的にRevolut Bankで口座開設を選択すると、入金された資金は欧州預金保険制度(EDIS)の下で€100,000まで保護されます」とRevolutのブログの中で、詳しく述べられています。

Revolutは、当座貸越の機能と個人向けローンを拡げる事を計画

さらに、Revolutのチームは、顧客が当座貸越ファシリティにアクセスできると説明しています。これにより、ユーザーは「不十分な資金」通知、自動トップアップ、および負の残高などを心配する必要がないことを意味します。

Revolutは、さらに次のように強調しています。

「私たちが提供する競争力のある個人向けローンでは、自分の予算ではカバーできない長期休暇を予約したい場合や、次の給料日前に小額の現金が必要な場合などに役立ちます。」

Revolutは、リトアニアで2019年にライセンスの実験を開始し、テスト後に他のヨーロッパ地域にサービスを拡大できることを期待していると語りました。 さらに、ライセンスはRevolutに、英国の口座振替による支払いを提供する機会を与えるでしょう。 英国に本社を置く同社は、現在、社内決済プロセッサーを構築中であると述べています。 Revolutは、新たに承認された銀行ライセンスに関連するすべてのサービスを今後18ヶ月間ほどで実装したいと考えています。 仮想通貨決済プラットフォームのウェブサイトによると、Revolutは近い将来、米国でもサービスを展開する予定だそうです。