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エルサルバドルのNayib Bukele大統領とトロンのJustin Sun氏が、毎日1ビットコインずつ購入

11月 17, 2022

ビットコインの保有者であるエルサルバドルのNayib Bukele大統領と、トロン暗号通貨ネットワークの創設者であり、グレナダの大使であるJustin Sun氏は、ビットコインを毎日1 BTCのペースで蓄積する事を決定しました。

「明日から毎日、ビットコインを1枚ずつ購入します。」とBukele氏は、水曜日遅くにツイートしました。その直後、Sun氏 は同様の計画を発表し、Bukele氏の蓄積戦略のまねをしました。

市場の動きに反応する代わりに、設定されたスケジュールでビットコインを購入する戦略は、ドルコスト平均法(DCA)として知られています。DCA の利点は、意思決定の感情的な要素を取り除く事ができ、市場のタイミングを計る事に時間を費やすよりも、長期的に投資に対して支払う金額が少なくなる事です。

Bukele氏とSun氏がDCA戦略を採用する決定を下したのは、Sam Bankman Fried氏の暗号通貨取引所であるFTXが最近破綻した事で、暗号通貨の弱気市場が長期化する恐れが出た為です。アナリストは、ビットコインが13,000ドルまで下落する可能性がある事を懸念しており、1年前に過去最高値である69,000ドルを付けて以来、既に76%下落しています。

エルサルバドルは、ビットコインが長年の経済問題の解決に役立つことを期待して、昨年6月に、ビットコインを法定通貨にする事を発表しました。それ以来、借金だらけの国は、2,381ビットコインを、平均単価43,000ドルで購入しました。

Tronネットワークの開発を支援するコミュニティ中心の組織である、Sun氏のTron DAO Reserveは、ドルペッグのステーブルコインであるUSDDを裏付ける担保として、ビットコイン、トロンのネイティブトークンTRX、そしてテザー(USDT)で数百万ドル分を取得しました。この記事執筆時点で、USDDを裏付ける担保には、14,040.6ビットコイン、2億4,000万のUSDT、4億4,232万3,460、9億5,400万のTRXが含まれていました。