ボストンに本拠を置く金融サービス大手のFidelity Investmentsは、Fidelity Cryptoと呼ばれる、手数料無料の新しい暗号通貨取引サービスを試してみたい人の為に、待機リストを公開しました。
同社のクライアントは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を売買する事が可能になります。
その声明の中で、Fidelityは、かなりの比率の顧客が暗号通貨に関心を持っていると発言しました。
Fidelityは、ゼロフリー取引のパイオニアである証券会社のRobinhoodや、CoinbaseやBinance USAなどの暗号通貨が専門である企業の恐ろしい競争相手になるでしょう。
「最も強気なこと」
U.Todayが報じたように、暗号通貨の大御所であるMike Novogratz氏は先月、Fidelityの新しいサービスに関して、豆知識を漏らしました。
2019年にさかのぼるCNBCとのインタビューの中で、Novogratz氏は、Fidelityが個人投資家にビットコインの購入を許可する事は、世界最大の暗号通貨に起こりうる「最も強気な出来事」になるだろうと予測しました。
本日の時点で約9.9兆ドルの運用資産を誇るFidelityは、11月初旬に、個人投資家の口座数が3,000万を超えました。
機関投資家の暗号通貨に対する関心は、依然として強い
U.Todayが報告したように、金融サービスの巨人が実施した最近の調査では、最近の暴落によっても、暗号通貨に対する機関投資家の関心が低下していない事が示されています。実際、機関投資家の74%が、将来的に暗号通貨に投資したいと考えています。
9月に、Fidelityは、認定投資家向けに設計された新しいイーサリアムのインデックスファンドを発表しました。
4月に、ボストンに本拠を置く同企業は、401(k)投資家がビットコインにアクセスする事を可能にする、新しいサービスを発表しました。