Twitterの創設者であるJack Dorsey氏は、ビットコイン対イーサリアムの議論の中で、どちらか側につく事を選択しました。ビットコインの支持者として知られるDorsey氏は、イーサリアムのMergeに対して、疑問を投げかけています。Dorsey氏はツイッターに、別の人気のあるビットコインマキシマリストであるScott Sullivan氏による、人気のある投稿を投稿しました。最初の行で、Sullivan氏はイーサリアムをクソコインとして扱い、ビットコイナーに対して戦争の準備をするように求めています。

Sullivan氏は、イーサリアムのMerge後、ビットコインとイーサリアムの間で、物語戦争が起こると考えています。Sullivan氏は、ビットコイナーが、このような戦争が発生した場合に、反撃する準備ができている必要があると考えています。

Mergeアップグレードは、6時間強の予定です。Sullivan氏の投稿は1か月前の物ですが、Dorsey氏のタイミングには間違いなく眉をひそめます。

イーサリアムのMergeに関するJack Dorsey氏の問題

イーサリアムのMergeは、イーサリアムのコンセンサスメカニズムを、プルーフ・オブ・ワークからプルーフ・オブ・ステークに移行します。ビットコインで利用されるコンセンサスメカニズムであるプルーフ・オブ・ワークは、非常にエネルギーを大量消費していると考えられています。ホワイトハウスからの最近の報告は、ビットコインのマイニングを完全に禁止する事を検討するところまで行きました.

プルーフ・オブ・ステークモデルは、PoWのエネルギー消費量を99% 削減します。しかしながら、Dorsey氏とSullivan氏はこのモデルに対して、大きな問題点を抱えています。Sullivan氏は、PoSは負のインセンティブの原則に基づいていると考えています。PoS は、不正行為があった場合に、バリデーターから賭け金を削減します。

彼はまた、PoSが主観的な真実に依存する、許可されたルールの無いシステムである点にも問題を抱えています。彼はまた、PoSではお金が力であり、中央集権化の脅威が現実の問題であると考えています。Sullivan氏とDorsey氏は、トルネードキャッシュのOFAC検閲問題を、その一例として指摘しています。

一方で、彼らはPoWシステムがPoSの問題を解決する答えであると信じています。Dorsey氏は、Proof of workが唯一の正しいシステムであると信じている為、数名の影響力のある人物と衝突しています。

Merge後のイーサリアム対ビットコイン

ビットコインの優位性は、非常に長い期間で最低になっています。イーサリアムの支持者は、イーサリアムがMerge後にビットコインとの順位を反転させる可能性があると信じています。Dorsey氏のコメントは、2つの最大の暗号通貨の間で、大きな権力の奪取が起こる可能性が非常に高い事を示しています。