暗号アナリストのAli Martinez氏によると、イーサリアムのネットワークアクティビティは、イーサリアムのトレンドの方向性を理解する為に利用できる優れた指標であり続けています。弱気のトレンドは低い安値で示されており、一方で上昇トレンドは、高い高値で示されています。

ツイートに添付されたGlassnodeのチャートによると、イーサリアムの下落傾向が続くにつれて、アクティブなETHアドレスの数は減少し続けています。

イーサリアムのトレンドのもう1つの指標は、イーサリアム取引量であり、これは数年ぶりの低水準の状況です。

Into TheBlockによると、イーサリアムの取引量は2021年5月以来下落傾向にあり、6月5日は122万ETHという取引量の低さでした。その後、取引やNFTの購入にイーサリアムを利用する人が殆どいなかった為、イーサリアムの値段は下落しました。

最近の更新によると、Ropsten TestnetでのイーサリアムのPoS Mergeへの移行は、現在のハッシュレートを考慮してまもなく稼働する予定です。

イーサリアムのコアエンジニアであるTim Beiko氏は以前、ネットワークで最も長く稼働しているPoWテストネットがプルーフオブステークに移行しており、Mergeは6月8日に予定されていると発言しました。

CNBCの「マッドマネー」ホストであるJim Cramer氏は、暗号通貨の「信者」ですが、しかしそれは、ポートフォリオの5％未満を占める投機的な投資としてのみです。

Cramer氏はCNBCに対して、「暗号通貨を保有しないように言う事はできません。私はイーサリアムを保有しています。」と語っています。

Cramer氏は、元々チャリティーイベントで非代替トークン（NFT）を入札する為にイーサリアムを購入したと言及しました。

「彼らは、私にドルでの支払いをさせてくれませんでした。私はそれをイーサリアムで購入しなければならなかったので、私はいくらかイーサリアムに関して調査をしました。そしてそれは、私が好きないくつかの特徴を持っていました。」

Cramer氏によると、暗号通貨の長期的な価値は、時間の経過とともに広く利用される可能性のある分散型のピアツーピア通貨としての「適時性」です。しかしながら、マッドマネーのホストである彼は、主にビットコインとイーサリアムに賭けています。