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ビットコインが200万円⇒100万円まで大暴落。でもそんなに騒ぐことではない。その理由とは?

1月 18, 2018
1月16日から始まった仮想通貨大暴落の原因と本質

16日から始まった2018年最初のビットコインの大暴落で世間はわちゃわちゃしていますね。

日本では年末からビットコイン長者の特集などいろんなテレビ局がこぞってやっていたのに持ち上げて落とすとはまさにこのことです。

さて、今回の暴落の原因は、ご存知の方もいるでしょうが一応まとめると以下の通り。

・韓国取引所の強制アカウント停止
・韓国で仮想通貨取引法の禁止法案
・中国当局が仮想通貨サービスやアプリの取り締まり強化を発表
・インドネシア中央銀行が仮想通貨取引を控えるように警告
・フィリピンの大手銀行が仮想通貨に関連する送金を停止すると発表

まぁざっくりこんな感じです。

こういったことを知らずにただチャートだけ眺めているほぼ9割以上の方は、「ついにビットコインの崩壊が始まった!」「もうビットコインは終わりだ!」「だから正月に親戚が集まった時に俺はビットコインはやめたほういい!と言ったんだ」とパニック状態に陥り、売りが売りを呼び今回の暴落に繋がったというわけです。当然、その裏では大手ヘッジファンドが大型の空売りを仕掛けていますので暴利を得た人もいます。

メディアでもなんやかんや言われてはいますが、はっきり言います。

まだ仮想通貨は終わるも何も始まってすらいません。

もともと50%近い暴落はこれまでも毎年起きていることなんです。その度に「ビットコインは終わった」と人々は言う。でも結局去年も1月に暴落して、12月には1BTC≒200万円まで値を伸ばしました。このようにビットコインは毎年暴落と暴投を繰り返しながら成長してきているんです。これを知っている投資家は今回の暴落はむしろチャンスと捉えがっつり買い増ししていますよ。当然私はがっつりまた買いました。

実際に仮想通貨のプロ経営者は今回の暴落をどう思っているのか?

SBIホールディングスの北尾社長も昨日の日本経済新聞のインタビューで今回の暴落についてさすがだなと思うことを言っています。

仮想通貨の価格急落が騒がれている。「バブルがはじけた」などの指摘があるが、私はそんな状況ではないと認識している。チューリップバブルとも全く違う。実用価値がほとんどないチューリップに対し、仮想通貨は様々に活用できるブロックチェーンという先端技術をベースにしている。昨年は投機的に値上がりしてきた面が大きいが、今年は制度づくりも進んで「使うため」に買われるようになるだろう。

まさにこれ。この発想。さすが北尾先生って感じです。

結局、仮想通貨は今後も伸びるんですよ。それはなぜか?答えは1つ。仮想通貨を支える「ブロックチェーン技術」が間違いなくこれからの未来、私たちの生活に密接に関わってくるからです。いつも多くの人はビットコインというモノに目がいきがちですが、本質はブロックチェーンです。仮想通貨が終わるということはこのブロックチェーンが終わるということです。なので、ニュースを読むときも「ブロックチェーンの終焉」という文字が出たら、その時に初めて少し焦りましょう。