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金融機関がイーサリアム、Solana、その他のETH競合通貨に投資

4月 5, 2022

大手暗号資産運用会社のマネージャーは、2022年に暗号通貨市場の感情が不安定なスタートを切った後、機関投資家がアルトコインへの欲求を再び取り戻したと発言しています。

最新のCoinSharesのDigitalAsset Fund Flows週間報告によると、先週の暗号通貨投資商品への資金流入は1億8000万ドルもあり、その資金の大部分はヨーロッパからの物でした。

「デジタル資産投資商品への資産流入は、先週合計で1億8000万ドルでしたが、一方で一部の遅い取引の報告が原因で、前週の資金流入は1億9300万ドルから2億4400万ドルに押し上げられました。地域的な格差は依然残っている状況であり、資金流入の99%はヨーロッパからの物ですが、南北アメリカは依然として、暗号通貨市場に対して躊躇している状況であり、資金流入は僅か170万ドルとなっています。」

暗号通貨市場のシェアと歩調を合わせる形で、ビットコイン(BTC)に焦点を当てたデジタル資産投資商品は、先週1億4400万ドルの資金流入を享受しました。 大きな数字にも関わらず、CoinSharesは、BTC投資が昨年に比べて遅れている状況であると発言しています。

「ビットコインは、先週合計で1億4400万ドルの資金流入を記録し、今年に入ってこれ迄の資金流入は3億5000万ドルになりました。昨年と比較して、ビットコインへの資金流入ははるかに遅れており、第1四半期の資金流入は合計30億ドルで、資産にとって特に陶酔感のある時期でした。」

イーサリアム(ETH)も先週大量の資金流入を享受しましたが、CoinSharesによると、2022年のETHのマイナスの資金のネットフローは、2021年に設定された予想をはるかに下回っている状況です。

「イーサリアムは先週、合計で2300万ドルの資金流入がありました。市場の感情は改善しましたが、年間のネットフローは1億1,100万ドルで、依然としてマイナスのままの状況です。これは、合計で7億500万ドルの資金流入があった、2021年の第1四半期とは対照的です。」

機関投資家はまた、スマートコントラクトプラットフォームであるSolana(SOL)とCardano(ADA)に資金を入れており、Solanaを公にこれまでで3番目にパフォーマンスの高い投資商品にしています。

「SolanaとCardanoは、それぞれ合計で820万ドルと180万ドルの資金流入がありました。Solanaは現在、3番目にパフォーマンスの高い投資商品になっており、年間で合計1億300万ドルの資金が流入しています。」

CoinSharesのデータは、過去2週間で、今年1年で機関投資家からのかなりの量の資金流入があった事を示しています。


「Source: CoinShares」