MiningCircleMedia

マイニングや仮想通貨の最新ニュースを配信

イーサリアムのTVLは大きく打撃を受けたが希望はある

5月 12, 2022

イーサリアム[ETH]は、2,200ドルのサポートレベルから反転した後、1週間足らずで18%下落しました。これは、BTCが別のショックを受け、30,000ドルに下落した後に起こりました。最近、暗号通貨市場全体が狂乱状況に陥っており、LunaとUSTが市場の暴落の先頭を走っています。

特に弱気な市場感情が最近イーサリアムを席巻しており、その取引量は過去24時間で25%近く下落しました。時価総額で最大のアルトコインであるイーサリアムには、ETHコミュニティからの忍耐期間を示唆する指標もありました。

毎日の為替流入は1億7000万ドルに達しており、投資家にとって暗号通貨市場が混乱している事を示しています。別の興味深い開発では、DefiLlamaによると、DeFiの合計イーサリアムのTVLが大きく打撃を受けました。最近の暴落の後、DeFiと暗号通貨市場全体に対する関心が低下した為、5月9日と5月10日に何と110億ドル市場規模が減少しました。


「Source: Stat Alert」

さらに、損失のあるアドレスの数は、この記事発表時に、ETHネットワーク上で新しい最高数に達しました。2740万個のアドレスは、損失を被ったアドレス数の中での最大数でした。この重要な数は、2020年5月以降に記録されました。


「Source: Glassnode」

ネットワーク上での取引量も最近急増しています。更に、取引量は、この記事執筆時点で3か月の最高値である93,188 ETHに達しましたが、一方で、前回の最高値は5月10日に付けた、93,088 ETHでした。


「Source: Glassnode」

専門家は何と言っているのか?

「極度の恐怖」の雰囲気が世界市場に迫っている状況の中で、アナリストは暗号通貨の回復に自信を持った状況のままです。

外国為替証券会社Oandaのシニアマーケットアナリスト、Edward Moya氏は下記のように発言しています。

「もし30,000米ドルの水準が破られる場合、数頭のクジラが荷を下す事で、急激な大暴落の環境が発生する可能性があります。私はこれを2022年4月17日にツイートしていました。「私は2021年4月から5月の市場動向の雰囲気を感じています。これは、7月まで弱気相場になる可能性がある事を意味しています。 私が注目しているのは、値段の動き、効果的にブレイクアウトできない点、NFTが機能しない点などです。」

一方で、金融アドバイザーや企業向けの暗号資産プラットフォームであるOnramp InvestのCEOであるTyroneRoss氏は、次の様に発言しています。

「何かが売られていて、もし貴方はそれが好きであれば、それを買うべきです。我々は、暗号通貨が未だ大量に採用されていないと思いますが、大量に受け入れられてる状況にあります。もし貴方の時間軸が10年であれば、今がそれを購入する良い時期だと思います。」

一部のアナリストは、2022年7月以前の暴落を恐れていましたが、一方で他のアナリストは亀裂を埋めようとしています。 ここでは、マクロ経済の統制が主に機能している事は確かであり、現在は「待機」市場の状況です。