大手の暗号通貨分析会社によると、イーサリアム(ETH)が2月下旬から取引所を離れていると発言しています。
Santimentは新しいブログ投稿の中で、イーサリアムの取引所からの流出は、今週3,000ドルを超えたばかりのETHの売り圧力を軽減する事に役立つはずだと発言しています。
「イーサリアムは、2022年2月初旬に取引所での供給量が加速しました。これは明らかに2月迄の売り圧力を反映しています。しかし、2月下旬以降、取引所からの流出が続いており、これは現在も継続している為、売り圧力を緩和するのに役立つはずです。」
イーサリアムは、この記事執筆時点で3,063.28ドルで取引されており、過去7日間で11%以上上昇しています。
暗号通貨分析会社は又、イーサリアムのマージに時間がかかるにつれて、ETH 2.0契約に預けられたETHの量が最近加速している事にも注目しています。これは、今年の第2四半期に発生すると予想されています。
イーサリアム2.0は、プルーフオブワークからプルーフオブステークのコンセンサスメカニズムに移行する事で、ネットワークのスケーラビリティの問題を解決する事を目的としています。このアップグレード後、イーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterin氏によると、スマートコントラクトプラットフォームであるイーサリアムが、最終的には第2層ソリューションを介して、1秒あたり100,000件のトランザクションを処理できるようになるはずです。
イーサリアムの検索エンジンであるEtherscanによると、この記事執筆時点で、325億ドルを超える価値のある約1,070万イーサリアムが、契約にロック(固定)されている状況です。