Cathie Wood氏のARKInvestは、8年以内である2030年のビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）の大規模な値段予測を発表しました。

Big Ideas Reportの新しい2022年版の中で、ARKは、ビットコインの時価総額は、世界の不動産市場（220兆ドル）、世界の債券市場（124兆ドル）、金市場（10兆ドル）などの主要な資産クラスと比較して、比較的小さい規模であると指摘しています。

ビットコインの規模感が小さい事を念頭に置いて、ARKは、ビットコインは2020年代の残り期間で、大きな値段上昇の可能性を秘めていると発言しています。

「我々の調査によると、ビットコインの時価総額は、今後10年間で25倍以上に拡大する可能性があり、それぞれ１BTC当たりの価値は100万ドルを超えます。」

ARKは、28.5兆ドルの時価総額相当である、1,360,000BTCの正確な予想値段を示しています。ARKによると、この値段上昇は主に、ビットコインをデジタルゴールドとして保管している投資家、BTCを国庫に保管している企業、そして機関投資家、その他個人などによって促進されます。

「Source: ARK Invest」

巨大投資企業は、イーサリアム（ETH）にも大きな期待を寄せています。ARKによると、イーサリアムは、分散型ファイナンス（DeFi）と非代替トークン（NFT）から大きな恩恵を受けており、両方のセクターの主要なエコシステムとなっています。

DeFiの「優先担保」以来、ARKは、イーサリアムが今後10年間で、時価総額20兆ドルに達する可能性があると発言しています。これは、１ETHあたり約18万ドルの値段を示唆しています。

「我々の調査によると、イーサリアムは多くの従来の金融サービスに取って代わる可能性があり、そのネイティブトークンであるイーサリアムは、グローバルマネーとして対抗する可能性があります。金融サービスがチェーン上を移動するにつれて、分散型ネットワークは既存の金融仲介業者からシェアを奪う可能性があります。

この金融の移行の恩恵を受けるのは、基本プロトコルであるイーサリアムと、イーサリアム上に構築された分散型アプリケーションであるDeFiです。DeFiの優先担保およびNFTマーケットプレイスのアカウント単位として、イーサリアム（ETH）は、世界のM2で123兆ドルの1部分を掴む可能性があります。」