暗号通貨アナリスト兼トレーダーであるBenjamin Cowen氏は、2022年に向けて移行するイーサリアム（ETH）の先行きについて彼が考えている事を明らかにしています。

新しい戦略セッションの中で、Cowen氏は663,000人のYouTubeサブスクライバーに対して、イーサリアムは2021年の大部分の期間で、値段統合のフェーズにあると発言しています。

アナリストである彼は、イーサリアムで今後、何が起こる可能性があるかを理解する為に、2016年と2017年の以前の値段統合フェーズを調べており、これらは値段が急上昇する前に行われていました。Cowen氏は、これらの2つのフェーズのいくつかの組み合わせが、今日のイーサリアムを待っている可能性が高いと発言しています。

「私の考えている事は、おそらくそのどちらにもならないだろうという事です。それは、2つの組み合わせである可能性があります。多分、その途中で我々は何かをして、イーサリアムは急上昇します。私は、正確な事は分かりませんが、イーサリアムが2022年に史上最高値を更新し、2023年まで値段上昇が続く可能性があると予想しています。しかし、現時点でそれを期待する事は、非常に投機的だと思います。」

Cowen氏は、イーサリアムの現在の値段統合フェーズが、2倍の枠内にとどまっているという点で2016年と似ていると発言しています。イーサリアムは、2016年に8ドルから16ドルの値段範囲でしたが、2021年の大部分で2,000ドルから4,000ドルの間で推移しています。

アナリストである彼は、イーサリアムの値段統合が2022年半ばまで続く可能性がありますが、最終的に、値段の急上昇になる可能性が高いと発言しています。

「大切な点は、これが最終的に弱気相場市場に入る事なしに、永遠に値段上昇を続ける事は出来ないという事です。従って、私はある種の動きが値段上昇になると思います。イーサリアムがどれくらい値段上昇するのかは分かりません。私は、10,000ドルが妥当な目標数字だと考えています。20,000ドルになる可能性もあります。予想するのは難しいです。しばらくの間、イーサリアムの値段は、特にビットコインが現時点でやや弱いように見える為、横方向の動きが続くと予想しています。」