米国のトップ暗号通貨取引所Coinbaseによるサプライズ上場の後に、注目されていなかったある1つのアルトコインが急上昇しています。

新しいブログ投稿の中で、Coinbaseは、適切な流動性条件が満たされた後、Biconomy（BICO）トークンが本日遅くにCoinbaseProで取引を開始する予定であると発言しています。

BICOは、イーサリアムベースのアルトコインであり、複数のチェーンにまたがる分散型アプリケーション（DApp）にユーザーを安く接続する事を目的としたネットワークであるBiconomyを強化します。BICOは、ネットワーク料金の支払いや、アップグレードへの投票に利用できます。

プロジェクトのWebサイトによると、Biconomyは、Web 3.0の主流の採用を増やす為に、いくつかのロジスティックの問題を解決しようとしています。

「今日のWeb3アプリケーションは、酷いユーザーのオンボーディングとトランザクション経験の形で、ユーザーの採用に対して大きな障害に直面しています。

トランザクション経験には、様々なボトルネックがあります。ユーザーがアプリケーションを利用するたびに、ガス料金を支払う必要があります。ユーザーはETHでのみ支払う事が可能ですが、現時点では支払えない可能性があります。または、ユーザーはETHへの投資を利用してイーサリアムを利用したくない可能性もあります。新規ユーザーは、利用開始する迄に複雑なプロセスがあります。例えば、MetaMaskの利用など、複雑なブロックチェーン技術に習熟している必要があります…

我々の目的は、内部でブロックチェーン関連の複雑さを処理することにより、トランザクションを簡素化する事です。」

Coinbaseへの上場のニュースにより、BICOの値段は、わずか数分でロケットのように6.49ドルから9.82ドルに急上昇しました。

CoinGeckoによると、この記事の執筆時点で、アルトコインのBICOは10.06ドルで取引されています。

Biconomyは、既に、BainCapital Ventures、Mechanism Capital、Huobi Venturesなど、多くの素晴らしいパートナーシップを結んでいます。

BICOの上場は、ここ数週間でCoinbaseプラットフォームに追加された一連のアルトコインの最新のものです。CEOのBrian Armstrong氏は、この夏、取引所はなるべく多くの異なる暗号通貨を上場させる為に奮闘していると発言しました。

BICOは、Coinbase.comや、Coinbaseモバイルアプリでは未だ利用できません。