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投資家が記録的な数字でビットコイン、イーサリアムを空売り

11月 22, 2022

CoinSharesの月曜日のレポートによると、これまで以上に、多くの機関投資家が、ビットコインやその他の暗号通貨の値段の下落に賭けています。

レポートによると、機関投資家のセンチメントは先週「非常にネガティブ」であり、空売り商品の流入が総流入の75%を占め、過去最大の流入となりました。

ショート商品により、投資家は暗号通貨をショートする事が出来ます。(暗号資産の値段が下がる事に賭けるという意味)。先週のケースでは、投資家は、ビットコインとイーサリアムの値段が継続して下落する事に投資する為に群がりました。

レポートによると、暗号通貨投資商品の運用資産も220億ドルと、2年ぶりの低水準に達しました。これは、「全体的なセンチメントが暗号通貨資産クラスにとって、非常に否定的である」という事を示唆していました。

そして、レポートは加えて先週、これまで以上に多くの投資家がイーサリアムの短期投資商品に資金を投入した事を指摘し、その総額は、1400万ドルに上りました。

CoinSharesは、ショート商品への関心は「FTXの破産による、継続的な影響の直接的な結果である可能性が高い。」と付け加えました。

CoinSharesのレポートによると、投資家は先週、主にSolana、XRP、Binance、Polygonなどのアルトコインで、600万ドルを現金化したと付け加えました。

すでに苦戦している暗号通貨市場は今月、かつて最も人気のある暗号通貨取引所の1つであったFTXが、大々的に報道された暴落で、数十億ドルの投資家の資金を失ったというニュースに打ちのめされました。

FTXは、取引所のCEOであるSam Bankman-Fried氏によって設立された取引会社であるAlameda Researchを通じて、クライアントの資金を流用して、リスクの高い投資を行っていたと言われています。

銀行の取り付け騒ぎの後、同社は顧客資産に対して1対1の準備金を保有していなかった事を認めざるを得なくなり、出金の凍結とその後の破産申請に至りました。

FTXが土曜日に提出した文書は、取引所が上位50の債権者に対して、31億ドルを負っている事を示していました。

この記事執筆時点で、ビットコインの値段は24時間で3.5%下落し、15,998 ドルで取引されています。イーサリアムの値段は1,105ドルで、前日より6%下落しました。