元BitMEXのCEOであるArthur Hayes氏は、最近のブログ投稿の中で、世界第2位の暗号通貨であるイーサリアムに対して強気の見通しを共有しました。

Hayes氏は、もしプルーフ・オブ・ステークへの移行が成功し、米国の連邦政府がタカ派的なスタンスを覆した場合、暗号通貨であるイーサリアムの値段は、Merge後に5,000ドルまで急騰する可能性があると考えています.

Hayes氏によると、もしFRBのピボットがなくても、イーサリアムは3,500ドルのレベルを取り戻す事が出来るでしょう。

特に、Hayes氏は、今年9月に実施される予定の非常に期待されているイベントが、実際には暗号通貨市場で織り込まれていないと考えています。彼は、「噂で買ってニュースで売る」ようなイベントにはならないと確信しています。

Merge後、イーサリアムはデフレ状態になり、これによりイーサリアムがより希少になります。分散型金融（DeFi）アプリケーションの人気が高まっている為、デフレ率は上昇し続けるでしょう。

Hayes氏は以前、イーサリアムに対して非常に批判的でした。2018年に戻って、彼はトークンの値段が2桁の領域に急落すると正しく予測しました.

しかしながら、Hayes氏は2020年にイーサリアム信者になりました。物議を醸している起業家は、分散型金融が既存の金融システムに「信頼できる代替手段」をもたらすと信じています。

元BitMEXのボスである彼は、Mergeが失敗に終わり、FRBが利上げを続ければ、イーサリアムは「暗黒時代」に戻ると考えています。

この記事執筆時点で、2番目に大きい暗号通貨であるイーサリアムは、印象的な上昇を見せた後、CoinMarketCapで1,658ドルで取引されています。2番目に大きい暗号通貨は、過去最高値から65.93% 下落しています。