暗号通貨市場は 8月に強気で取引を開始し、現在、全ての主要な暗号通貨が緑色（強気）を示しています。ビットコインとともに、イーサリアムの値段も重要な価格水準に達している状況です。

一方で、Michael Van De Poppe氏は、最近のテクニカル分析セッションの中で、イーサリアムに対する強気のスタンスを表明しています。 アナリストによると、もしイーサリアムの値段が1,700ドルの目標に達した場合、暗号通貨はそのレベルから強気になる可能性があります。

Van De Poppe氏は、リードアルトコインであるイーサリアムが、着実に2,000ドルに向かっているという意見を持っています。彼は、通貨はすでに底を打っており、ここから大きく下落する事はないと発言しています。

彼の予測の最初の理由は、9月に予定されているイーサリアムMergeが、FOMOが原因で強気相場に火をつける事です。2つ目の理由は、FEDの利上げです。

イーサリアム値段が1600ドルの領域を取り戻す

一方、イーサリアムの値段は1,500ドルの価格帯を取り戻し、現在 1,651ドルで取引されており、過去24時間で1.86%上昇しています。暗号通貨の時価総額も2,010億ドルと、プラスの水準にある状況です。

しかしながら、時価総額で2番目の暗号通貨であるイーサリアムは、2021年11月の史上最高値である4,891ドルから、67％下落しています。

イーサリアムの値段の下落の主な原因は、新しいプルーフ・オブ・ステーク・コンセンサス方式への切り替え後、イーサリアムとそのマイナーに対して、何が起こるのかを心配する人が増えている為です。

トランザクションを検証する為に巨大なデバイスを購入する代わりに、バリデーターになる為に、最適化されたシステムで誰でも32イーサリアムをステーキングする事が出来ます。バリデーターはサービスに対して報酬を受け取りますが、もし不正行為を行うと、金銭的損失を被るリスクがあります。